2009.06.29(Mon)
白い君と僕の青 136
両手で頬をパンパンと軽く叩くと、ハルは書類に手を出した。
そしてクリスを見て、軽く笑った。
「ハル。俺と代われ」
「え?」
ハルの笑った顔を見たクリスが真顔で言った。
「いいから代われ。お前は寝てろ」
「いや、でも・・・・」
「どうせこの先は俺がすることになるんだ。
慣れておいた方がいいだろう?」
そう言って、椅子に座っているハルを無理矢理どかせ、
自分が座った。
ベットに座り、自分がいつも座っている椅子に座るクリスを見て、
ハルはなぜか寂しくなった。
この先、本当にこうなる日が来る。
自分で望んだことなのに、そこには自分がいない。
黙々とペンを走らせるクリスはハルの視線に気付き、手を止めた。
書類を見たままの姿勢で聞いた。
「なぁ、お前さ。言いに行ったのか?」
「え?」
「俺にこれらを任せるってこと」
「・・・あ、まだ・・・・」
「そっか・・・・ハル」
「ん?」
「お前、まず夕飯食べろよ。その間にやっておくからさ」
「クリスは食べたのか?」
「俺はさっきごちそうになったよ」
「あ、そう」
意外そうな返事をしてハルが立ち上がった。
「んじゃ、ちょっと行ってくるわ」
「はいよ、行ってらっしゃい」
ニコニコと笑って手を振るクリスを見て、何か差し入れは?と、
ハルが聞くと、大丈夫だよ、とクリスが行った。
ハルの部屋の扉が閉まると、クリスは真顔に戻り、ペンを握った。
「ちゃんと言ってこいよ、二人に」
ひとり呟きながら、また書類にサインをしていった。
在宅ワークで副収入
【PR】ホームページで広告収入をゲット!A8.net
収入倍増計画!副業でガッツリ稼ごう
収入の逆転・・・副業>本業、副業ならアクセスにお任せ!

| 「白い君と僕の青」 | 03:02 │Comments2 | Trackbacks0│編集│▲





主人公ハル 大丈夫なの?
クリスもご苦労さまです
最近歯医者に通いまたトラウマになってます
先生早いんだけど 雑で痛いです
治療費も高いし・・・
いつまで通えるかな?
2009.06.30(Tue) 18:21 | URL | ちーねえ|編集