2008.08.08(Fri)
君の声2 5
“面会謝絶”
彼女の病室の戸にに大きく書かれた文字が邪魔だった
ただ立ち尽くすことしか出来ない自分
何故か 付近に病室も何もない
此処だけ隔離された病棟のように
「・・・・いつまでそうしてるつもりだ
もう夜だ 出るぞ」
ずっと黙って後ろから付いてきていた運転手は言った
『・・・罪の意識はないのか』
身体は病室を向いたまま
小さく声だけが響いた
「頼まれた そう言ったはずだ
俺にとってはコレは仕事なんだ
彼女の親が 実際 何時間たっても
こうやってこないのと同じく 仕事をこなしたまでだ」
無言で振り返り 常識はずれな事を簡単に言ってのけた
もはや人殺しと言ってやりたいほどの人間を睨みつけた
『きちんと 全部 話を聞かせてくれるんだろうな』
「・・・・・まぁ 構わないよ」
“付いて来い”
と言わんばかりに
病室にあっさりと背を向け
さっさと歩き出した
その姿に苛立ちを感じずには
いられなかった

| 「君の声2」完 | 05:22 │Comments5 | Trackbacks0│編集│▲





元気?
何か知らないうちにすごいことになってたんだね
私も忙しかったのでごめんなさいね
雫さんもお休みだしブログ仲間もみんな休んでるので寂しいです
またきまーす!
2008.08.09(Sat) 09:31 | URL | ちーねえ|編集